ラコタとは?
らこた
ラコタとは、北米大平原に暮らすスー族の一派で、バッファロー狩りとティーピーの生活で知られる先住民族です。
ラコタ(Lakota)は、スー族(Sioux)の中の主要な分派のひとつで、現在の米国サウスダコタ州・ノースダコタ州・モンタナ州・ネブラスカ州などの大平原地帯に居住する先住民族です。自称「ラコタ」は「友好的な人々」を意味し、ダコタ・ナコタとともにスー語族を構成します。
伝統的なラコタの生活は、大平原を移動するアメリカバイソン(バッファロー)の群れの追跡を中心に組み立てられていました。馬を17〜18世紀ごろに入手してからは、機動力が飛躍的に高まり、大平原全域に勢力を拡大しました。
- 円錐形のティーピー(移動式天幕)を住居とする遊牧生活
- バッファロー全身を衣食住に活用する持続可能な文化
- 太陽ダンス(サン・ダンス)などの精霊信仰に基づく儀礼
- ワシの羽根の頭飾りに代表される戦士の装飾文化
19世紀後半、米国政府との武力衝突が激化し、1876年のリトルビッグホーンの戦いではカスター将軍率いる騎兵隊を壊滅させる大勝利を収めました。しかし最終的には1890年のウンデッド・ニーの虐殺で多くの命が失われ、保留地への定住を余儀なくされました。
現在もサウスダコタ州のパインリッジ保留地などでラコタの子孫が暮らし、言語・文化の継承活動を続けています。
使い方・例文
映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990年)ではラコタの言語と文化がリアルに描かれ、世界的に注目を集めました。
この用語をシェア
最終更新: