メナヘム・ベギンとは?
めなへむべぎん
メナヘム・ベギンとは、イスラエルの第6代首相であり、エジプトとの平和条約締結に貢献したノーベル平和賞受賞者です。
メナヘム・ベギン(1913〜1992年)は、ポーランド(現ベラルーシ)のブレスト=リトフスク生まれのユダヤ人政治家・軍事指導者で、イスラエル建国前後の歴史において極めて重要な役割を担った人物です。
第二次世界大戦中はシオニスト武装組織「イルグン」を指揮し、イギリス委任統治に対するゲリラ闘争を率いました。1948年のイスラエル建国後は野党右派「ヘルート党」(後のリクード党の前身)を率いて長年にわたり政治活動を続け、1977年の総選挙でリクード党を率いて勝利し、イスラエル史上初めて労働党以外から首相に就任しました。
首相在任中(1977〜1983年)の最大の業績はエジプトとの和平実現です。アメリカのジミー・カーター大統領の仲介のもと、エジプトのアンワル・サダト大統領とキャンプ・デービッド合意(1978年)を締結し、翌1979年にはイスラエル・エジプト平和条約に署名しました。この歴史的和解により、ベギンとサダトは1978年のノーベル平和賞を共同受賞しています。
一方で1982年のレバノン侵攻を主導するなど強硬路線でも知られ、複雑な評価を受ける指導者でもありました。晩年は公の場から引退し、孤独な余生を送ったとされています。
使い方・例文
「キャンプ・デービッド合意を学ぶ際、ベギンとサダトの名前は中東和平史の文脈で必ずセットで登場します。」
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