ミラーリング(ストレージ)とは?
みらーりんぐ
ストレージのミラーリングとは、同じデータを複数のディスクや記憶装置に同時に書き込み、一方が故障してもデータを失わないようにする冗長化技術のことです。
ストレージのミラーリング(Mirroring)は、データを二つ以上のディスクに完全に複製して保存することで、ハードウェア障害時のデータ消失を防ぐ冗長化技術です。最もシンプルな形はRAID 1と呼ばれる構成で、二台のディスクに同一データを同時に書き込みます。一方のディスクが故障しても、もう一方のディスクからデータをそのまま読み出せるため、業務継続性が保たれます。
ミラーリングの主な特徴は以下のとおりです。
- 耐障害性:片方のドライブが物理的に故障してもデータ損失がない
- 読み取り性能の向上:二台のディスクから並列に読み出せるため読み取り速度が向上する場合がある
- 書き込みオーバーヘッド:両方のディスクに書き込むため、書き込み速度は単体ディスクと同程度になる
- ストレージ効率:総容量の50%しか実効容量として使えない
より高度な構成としては、3台以上のディスクを使う三重ミラーリングや、地理的に離れたデータセンター間でデータを同期する「リモートミラーリング(地理的冗長化)」があります。後者は災害対策(DR)の文脈で特に重要で、火災や水害で一方のサイトが全滅してもデータを復旧できます。ミラーリングはあくまで冗長化であり、誤削除などの論理障害には対応できないためバックアップと併用するのが基本です。
使い方・例文
サーバーのOSディスクをRAID 1でミラーリングしておくと、ディスクが突然壊れてもサーバーを止めずに運用を継続できます。
この用語をシェア
最終更新: