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ミハイ・エミネスクとは?

みはいえみねすく

ミハイ・エミネスクは19世紀ルーマニアを代表する詩人で、ルーマニア語文学の最高峰とされ、国民的詩人の称号を持ちます。

ミハイ・エミネスク(Mihai Eminescu、1850〜1889年)は、現在ルーマニア北部ボトシャニに生まれた詩人・小説家・ジャーナリストです。ウィーンベルリン哲学法学・自然科学を学び、カントやショーペンハウアーの哲学に深く傾倒しました。帰国後はブカレストやヤシで図書館員・編集者として働きながら創作活動を続けました。

エミネスクの詩は、ルーマニアの民間伝承・自然・歴史を題材に、哲学的な深みと抒情性を兼ね備えています。代表作「ルチャファル」(1883年)は、夕星と人間の女性の叶わぬ恋を通じて、理想と現実、永遠と有限の対比を壮大なスケールで描いた長編叙事詩で、ルーマニア文学の最高傑作とされています。他にも「眠れ、エミネスク」など数多くの抒情詩が現在も愛唱されています。

ジャーナリストとしては民族主義的・保守的な政治評論も執筆し、当時の社会問題に積極的に発言しました。晩年は精神疾患に苦しみ39歳で世を去りましたが、没後も「ルーマニアの星」として敬われ続けています。

エミネスクの誕生日である1月15日は、ルーマニアでは「ルーマニア文化の日」として国民の祝日に定められており、その文化的遺産の大きさを示しています。

使い方・例文

ルーマニア語文学の紹介やバルカン半島の文化を扱う授業・書籍で必ず取り上げられます。また東欧の国民詩人を比較する文学研究の場でも頻繁に登場します。

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