マルタ・アルゲリッチとは?
まるた・あるげりっち
マルタ・アルゲリッチは、アルゼンチン出身の伝説的ピアニストで、圧倒的なテクニックと詩情あふれる音楽性で20世紀最大のピアニストの一人に数えられます。
マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich、1941年生まれ)は、アルゼンチンのブエノスアイレス出身のピアニストです。幼少期から神童として注目を集め、8歳でピアノ協奏曲をオーケストラと共演したとされています。10代でヨーロッパに渡り、フリードリヒ・グルダやアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリらに師事して技術と音楽性を磨きました。
1965年のショパン国際ピアノコンクールで優勝し、その名を世界に轟かせました。演奏の特徴は、驚異的なスピードと精度を誇るテクニックと、感情豊かで即興性を感じさせる表現力の融合にあります。ショパンやシューマン、プロコフィエフ、ラヴェル、バルトークなど幅広いレパートリーを誇り、特にロマン派・近現代作品での演奏は高く評価されています。
アルゲリッチはソロリサイタルよりも室内楽や協奏曲を好む傾向があり、ギドン・クレーメル、ネルソン・フレイレ、ミッシャ・マイスキーなど著名な演奏家との共演で多くの名録音を残しています。長年にわたり演奏活動の傍らアルゲリッチ音楽祭(ルガーノ)を主宰し、若い演奏家の育成にも尽力しました。その音楽的影響力は今もなお世界中で絶大です。
使い方・例文
ショパンのピアノ協奏曲第1番やプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番での録音は、アルゲリッチの代名詞として語られる名演として知られています。
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