マイケル・チミノとは?
まいけるちみの
マイケル・チミノは、『ディア・ハンター』でアカデミー賞を制した後に『天国の門』の大失敗で映画史に名を残すアメリカの映画監督です。
マイケル・チミノ(Michael Cimino)は1939年ニューヨーク生まれ(一部資料では1943年とも)のアメリカの映画監督・脚本家で、その波乱に満ちたキャリアはハリウッドの栄光と失墜を象徴する存在として語り継がれています。
1978年に公開した『ディア・ハンター』は、ベトナム戦争が故郷の小さな町の若者たちに与えた傷跡を描いた大作で、アカデミー賞作品賞・監督賞を含む5部門を受賞しました。ロバート・デ・ニーロとともに制作したこの作品は、ロシアンルーレットの場面など強烈な映像と深い人間ドラマで、現在も名作として高く評価されています。
しかし次作『天国の門』(1980年)は映画史上最大の失敗作のひとつとなりました。
- 制作費が当初予算の数倍に膨れ上がった
- 完成した映画の上映時間は5時間を超え、公開版は大幅にカットされた
- 興行的に惨敗し、製作会社ユナイテッド・アーティスツの経営に深刻なダメージを与えた
この失敗以降、チミノは映画監督として主流から外れ、作品数は激減しました。それでも彼の映画に対するこだわりと、完璧主義的な姿勢は後世の映画制作者に影響を与え続けており、その功罪ともに映画史の重要な一ページを形成しています。2016年に死去。
使い方・例文
「マイケル・チミノは『ディア・ハンター』で栄光を極めたが、次作『天国の門』の失敗でハリウッドにおける成功と転落の代名詞として語られることが多い監督だ」などのように使われます。
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