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マイケルソン干渉計とは?

まいけるそんかんしょうけい

マイケルソン干渉計とは、光を2方向に分割して再合成することで微細な距離や波長の差を精密に測定する光学装置です。

マイケルソン干渉計(マイケルソンかんしょうけい)とは、アメリカ物理学者アルバート・マイケルソンが19世紀後半に考案した光学干渉装置です。光源から出た光をハーフミラービームスプリッター)で2本の光路に分割し、それぞれの端にある反射鏡で反射させて再び合成し、干渉縞を観察することで長さや波長の微細な変化を高精度で測定します。

装置の基本構成は次のとおりです。

  • 光源(単色光・レーザーなど)
  • ビームスプリッター(光を2方向に分割・再合成)
  • 固定反射鏡(一方の腕の端)
  • 可動反射鏡(もう一方の腕の端・移動可能)
  • 検出器または観察スクリーン

マイケルソン干渉計が歴史的に有名なのは、1887年にマイケルソンとモーリーが行った「マイケルソン=モーリー実験」です。この実験は光を伝える媒質として想定されていた「エーテル」の存在を否定する結果をもたらし、アインシュタインの特殊相対性理論の発展に寄与しました。現代では、重力波検出器LIGOがマイケルソン干渉計の原理を応用しており、2015年には重力波の初観測に成功しています。精密測定・分光・表面形状解析など広い分野で活用されています。

使い方・例文

重力波検出施設LIGOでは、マイケルソン干渉計の原理を数kmスケールに拡張し、ブラックホール合体に伴う時空のわずかなゆがみを検出しています。

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