ポール・クローデルとは?
ぽーるくろーでる
ポール・クローデルは、カトリック信仰に根ざした壮大な詩劇で知られるフランスの詩人・劇作家・外交官で、20世紀フランス文学を代表する一人です。
ポール・クローデル(Paul Claudel、1868〜1955年)は、フランス・エーヌ県ヴィルヌーヴ=シュル=フェール生まれの詩人・劇作家・散文作家・外交官です。1886年のクリスマスにノートルダム大聖堂でカトリックへの回心を体験し、以後その信仰は生涯の創作の根幹となりました。
外交官として日本(1921〜1927年駐日フランス大使)・アメリカ・ブラジルなど世界各地に赴任し、その経験が詩と戯曲に豊かな国際的視野をもたらしました。日本文化・能・俳句への関心も深く、在日中に多くの作品を生み出しています。
クローデルの代表的な戯曲として次のものが挙げられます。
- 「黄金の頭(Tête d'Or)」—— 英雄的意志と死をテーマにした初期作
- 「真昼に分かつ(Partage de Midi)」—— 不倫と魂の救済を描いた半自伝的悲劇
- 「繻子の靴(Le Soulier de Satin)」—— 数時間にわたる壮大な詩劇
彼の文体は旧約聖書的な長い詩行(「クローデル詩句」と呼ばれる)で知られ、リズムと神学的思想が融合した独自のスタイルを確立しました。1946年にアカデミー・フランセーズ会員に選出されています。
使い方・例文
フランス・カトリック文学や近代詩劇の文脈で必ず登場します。日仏文化交流の歴史を学ぶ際にも、駐日大使として日本と深く関わった人物として紹介されます。
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