ホンドリスとは?
ほんどりす
ホンドリスとは、日本本土に広く生息するニホンリスの亜種で、森林の樹上生活に適した小型の哺乳類です。
ホンドリス(Sciurus lis)は、リス科リス属に分類される日本固有種で、本州・四国・九州の森林に広く分布しています。ニホンリスとも呼ばれ、北海道に生息するエゾリスとは別種です。
体長は20〜25センチメートル前後で、ふさふさとした長い尾が体長とほぼ同じ長さになります。毛色は夏と冬で異なり、夏毛は背面が赤褐色・腹面が白色ですが、冬毛になると全体的に灰褐色がかって耳に長い房毛が生えるのが特徴です。
昼行性で樹上生活に高度に適応しており、鋭い爪を使って幹を素早く上り下りし、枝から枝へと跳び移ります。食性は雑食性に近い植食性で、木の実(どんぐり・クルミなど)・樹皮・木の芽・菌類・昆虫なども食べます。冬に備えてどんぐりや木の実を土中に埋めて貯蔵する「貯食行動」を行い、埋めたまま忘れてしまったものが樹木の種子散布に貢献することがあります。
巣は枝の分かれ目に枯れ葉や木の皮を集めて作る「球形巣」で、複数の巣を使い分けます。都市公園や社寺林でも見られることがあり、身近な野生動物として親しまれています。
使い方・例文
公園や里山の木の上でどんぐりをかじる姿や、素早く幹を駆け上る動作がホンドリスの観察でよく見られる光景です。
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