ホルヘ・ルイス・ボルヘスとは?
ほるへるいすぼるへす
ホルヘ・ルイス・ボルヘスはアルゼンチンの作家で、迷宮・無限・図書館などを題材にした幻想的短編で20世紀世界文学に革命をもたらした巨人です。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899〜1986年)は、アルゼンチンのブエノスアイレス出身の小説家・詩人・評論家です。子供のころから膨大な読書に親しみ、英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語など複数の言語を操りました。晩年は完全に失明しましたが、その後も口述で創作を続け、世界文学における最重要の作家の一人として評価されています。
ボルヘスの文学の核心は、現実と虚構の境界を溶かす「メタフィクション」と「幻想文学」の融合です。主な作品集には以下のものがあります。
- 『フィクシオネス』(1944年):「バベルの図書館」「円環の廃墟」「ティオン、ウクバル、オルビス・テルティウス」など代表的短編を収録
- 『伝奇集』(日本での総称):迷宮・鏡・夢・無限・時間の円環などをテーマにした作品群
- 『砂の本』(1975年):無限のページを持つ謎の本を巡る不安を描いた短編集
ボルヘスの影響は計り知れず、ガルシア=マルケス、ウンベルト・エーコ、イタロ・カルヴィーノらラテンアメリカ文学・ヨーロッパ文学の書き手のみならず、デジタル文化やゲームデザインの分野にまでおよんでいます。ノーベル文学賞の最終候補に複数回挙がりながら受賞を逃したことでも知られ、「ノーベル賞を受賞しなかった最大の作家」と評されることもあります。
使い方・例文
「ボルヘスの『バベルの図書館』は、すべての可能な本を収めた無限の図書館という概念で、情報爆発時代のメタファーとして今もよく引用されます」という文脈で使われます。
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