ペーター・ローレとは?
ぺーたーろーれ
ペーター・ローレとは、不気味な眼差しと独特の演技で知られるハンガリー出身の俳優で、ハリウッドのフィルム・ノワールやスリラー映画で活躍した個性派スターです。
ペーター・ローレ(Peter Lorre、1904年〜1964年)は、オーストリア=ハンガリー帝国(現スロバキア)生まれの俳優で、その異様な風貌と内省的な演技スタイルにより、ヨーロッパとハリウッドの両映画界で独自の地位を築きました。
1931年、フリッツ・ラング監督のドイツ映画「M」で連続殺人犯を演じ、世界的な注目を集めました。追い詰められた犯人が群衆の前で自分の苦悩を訴える場面は、映画史に残る名演として評価されています。ナチスの台頭により1933年にドイツを離れ、イギリスを経てハリウッドへ移住しました。
ハリウッドでの活躍として代表的なものは、
- 「マルタの鷹」(1941年)でのジョエル・カイロ役
- 「カサブランカ」(1942年)への出演
- 「サンセット大通り」など黒澤明監督作品への出演
- 「ミスター・モト」シリーズの主演
飛び出した目と柔らかな声という独特の外見が「不気味な悪役」として重宝される一方、コメディにも才を発揮しました。晩年は体重増加と健康問題に悩まされながらも俳優業を続け、映画史に深い爪痕を残した国際的な個性派俳優として今も語り継がれています。
使い方・例文
「ペーター・ローレのあの目つきと声は、どんな役でも独特の不安感を漂わせた」と、個性的な俳優を語る文脈で引き合いに出されます。
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