ベニート・ムッソリーニとは?
べにーとむっそりーに
ベニート・ムッソリーニは、イタリアでファシズムを創始し、独裁体制を確立した20世紀の政治家です。
ベニート・ムッソリーニ(Benito Mussolini、1883年〜1945年)は、イタリアの政治家・独裁者であり、ファシズムの創始者として歴史に名を残す人物です。
もともと社会主義運動に関与していましたが、第一次世界大戦後の混乱期にナショナリズムへと転向し、1919年に「ファッショ・ディ・コンバッティメント」を結成しました。1922年に武装した黒シャツ隊によるローマ進軍を背景に政権を掌握し、首相となります。その後、複数政党制を廃止して一党独裁体制を確立し、「ドゥーチェ(Il Duce=指導者)」を称しました。
内政では公共事業の推進・鉄道の整備・農業開発などで一定の成果を上げた一方で、政治的反対派を弾圧し、報道統制を敷きました。外交では1935年にエチオピアへの侵攻を強行し、国際連盟から制裁を受けます。1936年にはナチス・ドイツのヒトラーと接近して枢軸を形成し、1940年に第二次世界大戦へ参戦しました。
しかし戦局の悪化とともに国内での支持を失い、1943年に失脚・逮捕されます。ドイツ軍に救出されて傀儡政権を維持したものの、1945年4月にパルチザンに捕らえられ処刑されました。ファシズムの象徴として20世紀の歴史に深く刻まれた人物です。
使い方・例文
「ムッソリーニはヒトラーと並んで、20世紀のファシズム独裁者の代表として歴史の授業で必ず取り上げられます。」
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