ヘンリー・ホブソン・リチャードソンとは?
へんりー・ほぶそん・りちゃーどそん
ヘンリー・ホブソン・リチャードソンはロマネスク様式を独自に発展させた19世紀アメリカを代表する建築家です。
ヘンリー・ホブソン・リチャードソン(Henry Hobson Richardson、1838〜1886年)は、アメリカ合衆国の建築家で、ルイス・サリヴァン、フランク・ロイド・ライトと並ぶアメリカ近代建築の父と称される人物です。ルイジアナ州生まれで、ハーバード大学で学んだ後、パリのエコール・デ・ボザールに留学しました。
リチャードソンの建築は「リチャードソニアン・ロマネスク」と呼ばれる独自様式で知られています。中世ヨーロッパのロマネスク建築を参考にしながら、荒割り石積みの重厚な外壁、丸みを帯びたアーチ、力強い塔などを組み合わせ、アメリカの風土に合わせた独特の表現を完成させました。
代表作としては、トリニティ教会(1877年、ボストン)、マーシャル・フィールド・ストア(1887年、シカゴ)、アメリカ国内各地の図書館・公共施設・駅舎などが挙げられます。これらは単なる様式の模倣ではなく、機能性と美しさを高い水準で両立させた作品として評価されています。
リチャードソンは48歳で短命に終わりましたが、その影響は弟子のサリヴァンを経てライトへと受け継がれ、アメリカ近代建築の大きな流れを作りました。
使い方・例文
ボストンのトリニティ教会はアメリカ建築の傑作として挙げられることが多く、建築史の教科書で「リチャードソニアン・ロマネスク」の典型例として紹介されています。
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