ブルートフォース攻撃とは?
ぶるーとふぉーすこうげき
ブルートフォース攻撃とは、パスワードや暗号鍵のあらゆる組み合わせを機械的に試し続けることで突破を試みるサイバー攻撃の手法です。
ブルートフォース攻撃(Brute Force Attack)は、「総当たり攻撃」とも呼ばれ、パスワードや暗号鍵の解読を目的として、考えられるすべての文字の組み合わせを片端から試し続けるサイバー攻撃の手法です。「力任せ(Brute Force)」という名前が示す通り、巧妙な技術よりも計算資源と時間を大量に投入することで突破を図ります。
現代のコンピュータは処理速度が非常に高いため、短いパスワードや単純な構成のパスワードはブルートフォース攻撃によって短時間で解読されるリスクがあります。たとえば4桁の数字のPINコードは最大1万通りの組み合わせしかなく、ほぼ瞬時に全パターンを試せます。一方で、大文字・小文字・数字・記号を含む16文字以上のランダムなパスワードは、現実的な時間内では解読が困難です。
ブルートフォース攻撃に対する主な防御策は以下の通りです。
- 長く複雑なパスワードの使用
- ログイン試行回数の制限(アカウントロックアウト)
- 多要素認証(MFA)の導入
- CAPTCHA によるボット対策
- IPアドレス単位でのアクセス制限
関連する手法として、よく使われるパスワードのリストを用いる「辞書攻撃」や、少数の一般的パスワードを多数のアカウントに試す「パスワードスプレー攻撃」があります。セキュリティ対策の基本として広く知られる攻撃手法です。
使い方・例文
ウェブサービスへの不正ログインを試みる攻撃者が、自動化ツールを使って1秒間に数千回のログイン試行を行うケースがブルートフォース攻撃の典型例で、ログイン試行回数の上限設定などで対策されています。
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