フレデリック・ワイズマンとは?
ふれでりっくわいずまん
フレデリック・ワイズマンとは、アメリカのドキュメンタリー映画監督で、社会施設や公共機関を長期取材した観察映画の第一人者です。
フレデリック・ワイズマン(Frederick Wiseman、1930年〜)は、アメリカ合衆国のドキュメンタリー映画監督です。マサチューセッツ州ボストン出身で、もともとは弁護士として活動していましたが、1960年代後半から映画制作に転じました。
ワイズマンの作品は「観察映画(observational cinema)」と呼ばれるスタイルをとり、ナレーション・音楽・インタビューを一切使わず、カメラが静かに現場を記録し続けます。精神病院、高校、福祉施設、病院、図書館、バレエ団など、アメリカ社会のあらゆる公共・社会的空間を題材にしてきました。
代表作には次のものがあります。
- 『チチカット・フォリーズ』(1967年)―精神病院内部の実態を描いた衝撃作
- 『高校』(1968年)―アメリカの公立高校の日常を記録
- 『病院』(1970年)―ニューヨークの公立病院の現場
- 『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(2017年)―図書館の社会的役割を描く
2016年には米国アカデミー賞名誉賞を受賞するなど、ドキュメンタリー映画界での評価は非常に高く、90歳を超えてもなお精力的に作品を発表し続けています。
使い方・例文
ドキュメンタリー映画の歴史や技法を学ぶ際に、フレデリック・ワイズマンは観察映画の巨匠として必ず紹介される人物です。
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