フレデリック・クックとは?
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フレデリック・クックとは、20世紀初頭のアメリカの探検家で、北極点への到達を主張したことで著名ですが、その真偽をめぐる論争で歴史に名を残した人物です。
フレデリック・クック(Frederick Albert Cook、1865〜1940年)は、アメリカ出身の医師・極地探検家であり、北極点到達を主張したことで20世紀初頭の探検史に大きな論争を巻き起こした人物です。
クックは1891〜92年のロバート・ピアリーのグリーンランド探検に医師として参加したことで極地探検に目覚め、その後独自の探検活動を行いました。1906年にはアラスカのデナリ(マッキンリー)山の初登頂を主張しましたが、これも後に疑問を呈する証拠が出てきました。
最大の論争となったのは1908〜09年の北極探検です。クックは1908年4月に北極点に到達したと主張し、翌1909年9月に帰還して世界中に大きなニュースとして報じられました。しかしわずか数日後、ライバルのロバート・ピアリーも北極点到達を主張。両者の争いは激しい公開論争に発展しました。調査の結果、クックの記録や証拠には信憑性に疑問点が多いとして、アメリカ地理学会などの権威ある機関はピアリーの主張を支持しました。
クックはその後も北極到達を主張し続けましたが、晩年には石油開発での詐欺罪で有罪判決を受け服役するなど、不遇な末路をたどりました。北極点到達の真偽については現在も完全な決着がついていない部分があり、探検史上の謎の一つとなっています。
使い方・例文
北極点到達をめぐる歴史的論争や20世紀初頭の極地探検ブームについて調べると、必ずフレデリック・クックとピアリーの対立が話題になります。
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