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フランチェスコ・ファ・ディ・ブルーノとは?

ふらんちぇすこふぁでぃぶるーの

フランチェスコ・ファ・ディ・ブルーノは、19世紀イタリアの数学者・カトリック司祭で、合成関数の高階微分公式(ファ・ディ・ブルーノの公式)とその社会福祉活動で知られ、後に聖人に列せられた人物です。

フランチェスコ・ファ・ディ・ブルーノ(1825〜1888年)は、イタリアのピエモンテ州出身の数学者・カトリック聖職者で、純粋数学と信仰に基づく社会奉仕という二つの分野で傑出した足跡を残しました。1988年に教皇ヨハネ・パウロ2世によって列福され、さらに後に列聖(聖人認定)されています。

数学者としての最大業績は、「ファ・ディ・ブルーノの公式」の確立です。これは合成関数(ある関数に別の関数を代入した形)の高階微分を求める一般公式で、べル多項式との関連から、現在も組合せ論・解析学・確率論など幅広い数学分野で活用されています。彼がこの公式を発表した19世紀当時、微積分学の厳密化が進む中で重要な位置を占めるものでした。

一方で彼は深い信仰に基づく社会活動にも尽力し、困窮した女性のための施設や教育機関の設立など、トリノの地域社会において幅広い慈善・教育活動を展開しました。数学の研究と宗教的召命、そして社会福祉という三つの使命を同時に生き抜いた稀有な存在として、イタリアの科学史・教会史の双方において特別な位置を占めています。

使い方・例文

解析学や組合せ数学の教科書で「ファ・ディ・ブルーノの公式」を学ぶとき、またカトリックの聖人を調べる際にその名が出てきます。

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