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フラクタルとは?

ふらくたる

フラクタルとは、部分が全体と自己相似の構造を持つ幾何学的形状の概念で、自然界や芸術・コンピューターグラフィックスなど広い分野に現れる現象です。

フラクタル(fractal)は、図形のどの部分を拡大しても全体と似た構造が繰り返し現れる自己相似を持つ幾何学的形状・数学概念です。1975年に数学者ブノワ・マンデルブロートによって提唱・命名されました。「fractal」という語はラテン語の「fractus(砕けた、不規則な)」に由来します。

従来のユークリッド幾何学では整数次元(点は0次元、線は1次元、面は2次元)で記述されますが、フラクタルはその中間の分数次元(フラクタル次元)を持つことがあります。例えばコーク雪片の次元は約1.26とされています。

フラクタルの代表的な例として以下が挙げられます。

  • マンデルブロート集合:複素数の反復計算から生まれる複雑な境界図形
  • コーク雪片:三角形を繰り返し変形して作る無限の周長を持つ図形
  • シェルピンスキーの三角形:三角形を三分割し繰り返す幾何学図形
  • 自然界のフラクタル:海岸線・雲・稲妻・葉脈・ブロッコリー・山脈など

コンピューターグラフィックスではフラクタルアルゴリズムを用いてリアルな山岳・雲・炎の映像を生成するために活用されています。また芸術の分野でもフラクタル図形の視覚的複雑さと美しさが注目され、デジタルアートや現代絵画に取り入れられています。自然・数学・芸術の交差点に立つ概念として幅広い関心を集めています。

使い方・例文

「コンピューターゲームの背景に使われるリアルな山の地形は、フラクタルアルゴリズムで自動生成されることが多い」のように、CG・数学・自然科学の文脈で登場します。

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