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フォワードガイダンスとは?

ふぉわーどがいだんす

フォワードガイダンスとは、中央銀行が将来の金融政策の方向性をあらかじめ市場や社会に示すコミュニケーション手法のことです。

フォワードガイダンス(Forward Guidance)とは、中央銀行が今後の政策金利の方向性や量的緩和の継続条件などを事前に公表し、市場参加者や企業・家計の期待形成に働きかける金融政策のコミュニケーション手法です。通常の利上げ・利下げといった直接的な政策手段とは異なり、「言葉による政策」ともいえます。

フォワードガイダンスが注目されるようになったのは、政策金利がゼロ近傍まで低下した環境での追加的な緩和手段として有効だと認識されたためです。日本銀行やFRB(米国連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)などの主要中央銀行が積極的に活用してきました。

フォワードガイダンスには主に次の2つの型があります。

  • 暦ベースのガイダンス:「少なくとも○年まで低金利を維持する」のように時期を明示する
  • 条件ベースのガイダンス:「インフレ率が○%を超えるまで緩和を継続する」のように経済指標を条件とする

フォワードガイダンスの効果は、将来の金利期待を安定させることで長期金利の低下を促し、企業の設備投資や家計の消費を促進する点にあります。一方で、経済情勢が変化した際にガイダンスの変更が市場の混乱を招くリスクもあり、中央銀行には慎重なコミュニケーションが求められます。

使い方・例文

「FRBがフォワードガイダンスで『雇用最大化が達成されるまで利上げしない』と宣言すると、長期金利が低下し株式市場に好影響を与えることがあります」といった形で、金融政策・経済ニュースの文脈で頻繁に登場します。

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