フェルディナント・テンニースとは?
ふぇるでぃなんとてんにーす
フェルディナント・テンニースとは、19〜20世紀ドイツの社会学者で、「ゲマインシャフト」と「ゲゼルシャフト」の概念を提唱したことで知られます。
フェルディナント・テンニース(Ferdinand Tönnies、1855〜1936年)は、ドイツの社会学者・哲学者です。近代社会学の草創期における重要な思想家のひとりとして位置づけられ、その名を不朽のものにした主著『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』(1887年)は、社会学の古典として今日も広く読まれています。
テンニースが提唱した二つの概念は以下の通りです。
- ゲマインシャフト(Gemeinschaft):家族・村落・友人集団に代表される、感情的・自然発生的な絆に基づく共同体。メンバーは全人格的な関係で結ばれている
- ゲゼルシャフト(Gesellschaft):都市・会社・国家に代表される、利益・契約・合理的目的に基づく利益社会。個人は特定の目的のために集合する
テンニースはこの対概念を用いて、農村から都市への移行・近代化・産業化という時代の変容を社会学的に分析しました。彼の思想はマックス・ウェーバーやエミール・デュルケームら同時代の社会学者にも大きな影響を与えました。また、テンニースはドイツ社会学会の創設にも関わり、近代社会学の制度化に貢献した人物でもあります。
使い方・例文
社会学の入門講義では「ゲマインシャフトとゲゼルシャフトの違いを説明したテンニースの理論」として必ず取り上げられます。
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