ピーテル・パウル・ルーベンスとは?
ぴーてる・ぱうる・るーべんす
ピーテル・パウル・ルーベンスとは、17世紀フランドル(現ベルギー)を代表するバロック絵画の巨匠で、躍動感ある大画面と豊かな色彩で知られる画家です。
ピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens、1577〜1640年)は、南ネーデルラント(現在のベルギー・アントウェルペン)で活躍したバロック期最大の画家のひとりです。外交官としても活動し、スペイン・イギリス・フランスなどヨーロッパ各国の宮廷に出入りした国際的な人物でもありました。
ルーベンスの絵画の特徴として、次の点が挙げられます。
- 豊満で躍動感あふれる人物表現(特に女性像は「ルーベンスの女性美」として知られる)
- 鮮やかな色彩と劇的な光と影の対比
- 神話・宗教・歴史を題材とした大型作品
- 工房を組織し弟子と共同制作する近代的なアトリエ運営
代表作には「キリスト昇架」「キリスト降架」(アントウェルペン大聖堂)、「マリー・ド・メディシスの生涯」連作(ルーヴル美術館)、「三美神」(プラド美術館)などがあります。アントン・ファン・ダイクはルーベンスの弟子として知られます。その影響はフランスのドラクロワやワトーにも及び、ヨーロッパ絵画史に深い足跡を残しました。
使い方・例文
アントウェルペン大聖堂に飾られた「キリスト降架」は、ルーベンスの代表作として今も多くの観光客が訪れる必見の作品です。
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