ピーター・ヒッグスとは?
ぴーたーひっぐす
ピーター・ヒッグスは、素粒子が質量を持つ仕組みを説明する「ヒッグス場」の理論を提唱したイギリスの物理学者で、ノーベル物理学賞を受賞した人物です。
ピーター・ヒッグス(Peter Higgs、1929〜2024年)は、イギリスのニューカッスル生まれの理論物理学者です。ロンドン大学キングス・カレッジで学んだ後、エディンバラ大学で長くキャリアを積みました。
1964年に、素粒子が質量を獲得するメカニズムを説明する理論を発表しました。この理論によれば、宇宙空間は「ヒッグス場」と呼ばれる場で満たされており、素粒子がこの場と相互作用することで質量が生まれるとされています。ヒッグス場の量子である「ヒッグス粒子」は、理論発表から約50年後の2012年、CERN(欧州原子核研究機構)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の実験によって存在が確認されました。
この発見の意義は非常に大きく、以下の点が挙げられます。
- 素粒子物理学の標準模型の根幹を実験で証明した
- 「なぜ物質に質量があるか」という根本的な問いに答えを与えた
- 現代物理学における最大級の発見と評価されている
2013年にはフランソワ・アングレールとともにノーベル物理学賞を受賞しました。温厚で謙虚な人柄でも知られ、「ゴッド・パーティクル(神の粒子)」という呼称については本人が好まなかったことでも有名です。
使い方・例文
「LHCでのヒッグス粒子発見は、ヒッグスが1964年に提唱した理論の実証であり、物理学史上の大きな節目となりました」のように、素粒子物理学の話題で登場します。
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