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ピエール・ブルデューとは?

ぴえーるぶるでゅー

エール・ブルデューとは、「ハビトゥス」「文化資本」などの概念を提唱したフランスの社会学者・哲学者で、20世紀を代表する社会理論家の一人です。

エール・ブルデュー(Pierre Bourdieu, 1930〜2002)は、フランス南西部のベアルン地方出身の社会学者・哲学者です。パリ高等師範学校で哲学を学んだ後、アルジェリアでのフィールドワークを経て社会学に転向し、コレージュ・ド・フランス教授として研究・発言を続けました。

ブルデューの理論の中核を成す概念として特に有名なものが以下の三つです。

  • ハビトゥス(habitus):個人が社会化の過程で身につけた持続的な思考・行動・知覚の傾向のこと。意識しないまま行動を方向づける「身体化された構造」と言えます。
  • 文化資本(capital culturel):学歴・知識・言葉遣いなど、経済資本と同様に社会的優位性をもたらす文化的な資源のこと。
  • 場(champ):各社会領域(芸術・学術・政治など)が独自のルールと権力関係を持つ競争空間という概念。

主著『ディスタンクシオン』(1979年)では、消費の趣味(音楽・食事・服装など)が階級を再生産する仕組みを実証的に分析し、「趣味は個人的なものではなく社会的な産物だ」という衝撃的な知見を示しました。晩年はグローバリゼーションや新自由主義への批判的発言で知識人として社会的影響力を持ちました。

使い方・例文

教育格差や文化と階級の関係を論じる際に、「文化資本」や「ハビトゥス」といったブルデューの概念が社会学の授業や論文で引用されます。

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