パン(パンニング)とは?
ぱん
パン(パンニング)とは、カメラを固定したまま水平方向に回転させて撮影するカメラワークの技法です。
パン(パンニング)とは、映像・写真撮影において、カメラ本体の位置を変えずに水平方向へ回転させて画角を移動させる撮影技法です。「パン」は英語の「panorama(パノラマ)」を語源とするともいわれ、映像制作の基本的なカメラワークのひとつとして広く使われています。
パンニングの基本的な動作は、三脚やジンバルなどにカメラを固定し、左右どちらかへゆっくりと(または速く)カメラを振ることです。上下方向に回転させる場合は「チルト」と呼ばれ、パンとは区別されます。
パンニングが用いられる主な目的は以下のとおりです。
- 被写体の追従:横移動する人物・車両・動物などを画面内に収め続ける
- 場所の紹介:広い風景・街並みを左右に見せるパノラマ的な演出
- 視線誘導:観客の注意を次のカットへとつなぐための動き
- アクションの強調:スポーツ撮影でスピード感を生かした流し撮り
スポーツや動体撮影での「流し撮り」は、パンニングを速い被写体に合わせることで背景をぶらし、躍動感を演出する技法です。映画・テレビ・ドキュメンタリー・スポーツ中継などあらゆる映像ジャンルで活用されており、習得すべき基本技術として映像制作の入門でも重点的に学ばれます。
使い方・例文
「走り抜けるランナーをパンニングで追うと、背景がぶれてスピード感が出る」「部屋全体を紹介するためにゆっくりパンした」というように使います。
この用語をシェア
最終更新: