パッシブとは?
ぱっしぶ
パッシブとは「受動的・消極的」を意味する英語由来の言葉で、自ら動かず外部の力を受け入れる状態を指します。
パッシブ(passive)とは、ラテン語「passivus(受ける・こうむる)」を語源とする英語で、「受動的・消極的・自発的に動かない」という意味を持ちます。日本語では分野によってさまざまなニュアンスで使われます。
主な使用領域と意味を整理すると次の通りです。
- ことば・文法:英語の受動態(passive voice)を指し、「〜される」という受け身の構文。能動態(active voice)の対義語
- 電子・工学:電源を必要とせず信号や力を受動的に処理する素子・回路(抵抗・コンデンサなど)を「パッシブ素子」と呼ぶ
- 建築・環境:自然の熱・光・風を活用し、機械設備に頼らない省エネ設計を「パッシブデザイン」「パッシブハウス」と呼ぶ
- スポーツ・態度:積極的に攻めず守りに徹する・受け身な態度を示す形容詞として使われる
- 投資:インデックスファンドのように指数に連動して運用し、銘柄選択を行わない「パッシブ運用」がある
対義語は「アクティブ(active)」です。アクティブが自発的・積極的・能動的なはたらきかけを意味するのに対し、パッシブはそれを受け入れる側・外部からの力に応じる側を表します。
近年は「パッシブ収入(不労所得)」「パッシブスキル(ゲームで常時効果を発揮するスキル)」など、日常語・ゲーム用語としても広く用いられるようになっています。
使い方・例文
英語学習では「The book was written by him.」のような受け身の文を「パッシブボイス(受動態)」と学びます。また、太陽光や自然風を取り込むよう設計された住宅は「パッシブハウス」と呼ばれ、省エネ建築の文脈で登場します。
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