バーバラ・リスコフとは?
ばーばらりすこふ
バーバラ・リスコフはアメリカの計算機科学者で、オブジェクト指向プログラミングの基礎を支える「リスコフの置換原則」を提唱し、チューリング賞を受賞しました。
バーバラ・リスコフ(Barbara Liskov、1939年生まれ)は、アメリカの計算機科学者で、MITのインスティテュート・プロフェッサーを務めています。スタンフォード大学で計算機科学の博士号を取得した最初の女性の一人として知られています。
リスコフの最も有名な業績は「リスコフの置換原則(Liskov Substitution Principle: LSP)」の提唱です。これはオブジェクト指向設計の原則で、「サブタイプはそのベースタイプと置換可能でなければならない」というものです。ソフトウェアの再利用性・保守性・拡張性を確保するための設計指針として、現在も世界中の開発現場で参照されています。
またリスコフはプログラミング言語「CLU」の設計にも貢献し、抽象データ型・イテレータ・例外処理といった現代プログラミングの根幹をなす概念の普及に貢献しました。さらに分散システムの研究でも、「プラクティカル・ビザンチン・フォールト・トレランス(PBFT)」アルゴリズムを共同開発しました。
2008年にACMチューリング賞を受賞し、計算機科学分野での卓越した業績が広く認められています。
使い方・例文
オブジェクト指向設計の原則(SOLID)を学ぶ際、「L」にあたるリスコフの置換原則はバーバラ・リスコフが提唱したものとして必ず紹介されます。
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