バレット・タイムとは?
ばれっとたいむ
バレット・タイムとは、被写体の周囲に多数のカメラを配置し、静止または超スローモーションのなかで視点が回転して見える映像効果です。
バレット・タイム(Bullet Time)とは、映画やCMで用いられる特殊な映像表現技法で、時間がほぼ静止した状態で、カメラが被写体の周囲をぐるりと回転しているように見える効果を指します。名称は銃弾(バレット)の飛翔を目で追えるほどの超スローモーション映像に由来します。
基本的な撮影手法は、被写体の周囲に半円弧または全円状に多数の静止カメラ(ときに数十台以上)を並べ、それらを一瞬でシーケンシャルに連続撮影することです。得られた各コマをつなぎ合わせることで、時間が凍りついたように見えながら視点だけが動く映像が生成されます。コンピュータグラフィクスによる補完(フレーム補間)を組み合わせることで、よりなめらかな回転映像が実現します。
この技法は1999年公開の映画『マトリックス』でウォシャウスキー監督が採用したシーンによって世界的に知られるようになりました。主人公が銃弾をよけるアクションシーンでの使用は映画史に残る革新的な映像表現として評価されています。ただし技法自体はそれ以前から広告映像などで試みられていた例があります。
その後バレット・タイムはゲームのカットシーン・テレビCM・スポーツ中継など多分野に普及し、現在ではドローンや3Dスキャン技術と組み合わせた新世代の手法も登場しています。
使い方・例文
「アクション映画のクライマックスでバレット・タイムを使い、主人公が銃弾を避ける瞬間を360度から映し出した」のように使います。映像制作・VFXの解説でよく登場する用語です。
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