本文へスキップ

バルブリフトとは?

ばるぶりふと

バルブリフトとは、エンジンの吸排気バルブが開くときに弁が動く量(ストローク)のことで、混合気の充填効率に直接影響します。

バルブリフトとは、エンジンの吸気バルブおよび排気バルブがカムによって押し開かれたとき、バルブが基準位置(閉鎖位置)からどれだけ動いたかを示す距離のことです。単位はミリメートルで表されます。

バルブリフト量が大きいほど開口面積が広がり、一度に多くの混合気(吸気バルブの場合)や排気ガスを通過させることができます。これがエンジンの充填効率に直接影響し、出力特性を左右します。リフト量が小さいと低回転域でのトルクに有利ですが、高回転では流量が不足してパワーバンドが制限されます。

バルブリフトと関連する主な技術・概念は以下のとおりです。

  • バルブタイミング(バルブが開閉するクランク角度)
  • バルブオーバーラップ(吸排気バルブが同時に開く期間)
  • 可変バルブリフト機構(VTECやVALVETRONICなど)
  • カムプロファイル(リフト量の変化パターン)

近年のエンジンでは回転数や負荷に応じてバルブリフト量を連続的または段階的に変化させる可変バルブリフト機構が普及しています。ホンダのVTECは2段階のリフト切り替えで有名であり、BMWのVALVETRONICは無段階連続可変を実現しています。これらの技術により、低回転での燃費と高回転でのパワーを高いレベルで両立できます。

使い方・例文

「VTECが高回転域で高リフトカムに切り替わった瞬間、エンジン音が変わりともに加速感が大きく増した」という場面でバルブリフトという概念が登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語