ハーマン・ホレリスとは?
はーまんほれりす
ハーマン・ホレリスは、穿孔カードを用いたデータ処理機械を発明したアメリカの発明家・実業家で、IBMの前身企業の創設に貢献した人物です。
ハーマン・ホレリス(Herman Hollerith、1860〜1929)は、アメリカの発明家・統計学者・実業家です。ニューヨーク州バッファロー生まれで、コロンビア大学鉱山学校で学んだのち、アメリカ国勢調査局で働き始めました。
ホレリスの最大の功績は、穿孔カード(パンチカード)を利用した機械式データ処理システムの発明です。当時、アメリカの国勢調査は膨大なデータを手作業で集計しており、1880年の国勢調査では集計に約8年を要しました。この問題を解決するため、ホレリスはカードに穴を空けて電気的に読み取る「タビュレーティング・マシン」(集計機)を開発しました。
このシステムは1890年の国勢調査に採用され、集計にかかる時間を劇的に短縮することに成功しました。穿孔カードによる情報記録・読み取り・集計という仕組みは、その後の計算機の発展に大きな影響を与えました。
1896年にホレリスは「タビュレーティング・マシン・カンパニー」を設立し、政府機関や企業向けに機械を提供しました。この会社はその後の合併・統合を経て、1924年にIBM(インターナショナル・ビジネス・マシンズ)となりました。ホレリスはコンピュータ科学とデータ処理技術の先駆者として、情報処理の歴史に名を刻んでいます。
使い方・例文
コンピュータや情報処理の歴史を振り返る授業や書籍で、パンチカードの発明者としてホレリスの名前が必ず紹介されます。
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