ノルマンディー形式とは?
のるまんでぃーけいしき
ノルマンディー形式とは、ウクライナ東部紛争をめぐり、ドイツ・フランス・ロシア・ウクライナの4か国首脳が協議する外交的枠組みです。
ノルマンディー形式(Normandy Format)とは、ウクライナ東部のドンバス地域における紛争解決を目的として設けられた、ドイツ・フランス・ロシア・ウクライナの4か国による外交協議の枠組みです。「ノルマンディー・フォーマット」とも呼ばれます。
この枠組みは2014年6月、フランスのノルマンディーで行われたD-Day上陸作戦70周年記念式典の際に、4か国首脳が偶然に近い形で集まり協議を行ったことに由来します。同年のロシアによるクリミア併合とウクライナ東部での親ロシア派武装勢力との紛争激化を受け、停戦に向けた交渉の場として機能するようになりました。
ノルマンディー形式での主な成果には以下があります。
- 2015年2月のミンスクII合意(停戦・重火器撤退・政治的解決の枠組みを規定)
- 首脳会談や外相・顧問レベルの協議の定期的な開催
- 三者連絡グループ(ウクライナ・ロシア・OSCEによる実務協議)との連携
ただし、2022年2月のロシアによるウクライナへの全面侵攻により、この枠組みは事実上機能を停止しました。現在では紛争解決の枠組みとして新たな国際的議論が進められています。
使い方・例文
2019年にパリで開催されたノルマンディー形式の首脳会談では、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領が直接会談し、東部ウクライナの停戦強化について協議しました。
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