ニホンヤマネとは?
にほんやまね
ニホンヤマネとは、日本の山地に生息するヤマネ科の小型哺乳類で、冬眠する動物として知られ、国の天然記念物にも指定されています。
ニホンヤマネ(日本山鼠、学名 Glirulus japonicus)は、齧歯目ヤマネ科に属する日本固有種で、国の天然記念物に指定されている希少哺乳類です。本州・四国・九州の亜高山帯から山地の落葉広葉樹林に生息します。
体長は6〜8センチメートル、体重は14〜40グラムほどの小型種です。背中の中央に黒い筋(背条)が走り、ふわふわとした毛並みが特徴です。ヤマネ科はリス科に近い仲間ですが、日本にはニホンヤマネ1種のみが生息する固有科とされます。
最大の特徴は長期の冬眠です。秋に十分な脂肪を蓄え、10月頃から翌春4〜5月頃まで樹洞や倒木の下で冬眠します。冬眠中は体温が外気温近くまで下がり、心拍・呼吸が極端に低下します。
夜行性で、昆虫・果実・木の実などを食べる雑食性です。ドングリやブナの実が豊富な秋には積極的に採食して体重を増やします。生息環境の悪化や森林の断片化が個体群に影響を与えており、保護活動が続けられています。
使い方・例文
ニホンヤマネは長野県や奥日光などの山地で生態研究が行われており、冬眠個体の体温や代謝を計測する研究事例が学術誌に報告されています。
この用語をシェア
最終更新: