ニコライ・ゲッダとは?
にこらいげっだ
ニコライ・ゲッダは、スウェーデン出身の20世紀を代表するテノール歌手で、その広大な声域と音楽的知性でオペラ史に名を刻んだ名歌手です。
ニコライ・ゲッダ(Nicolai Gedda、1925年〜2017年)は、スウェーデン・ストックホルム出身のオペラ歌手(テノール)です。ロシア系の父を持ち、幼少期から音楽的環境に恵まれ、ストックホルム王立音楽院で本格的な声楽教育を受けました。
1952年にパリ・オペラ座でデビューし、その後ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場など世界の主要オペラハウスで活躍。イタリア語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・英語・スウェーデン語など多言語でオペラを歌える稀有なテノールとして、レパートリーの広さは他の追随を許しませんでした。
その声はリリックからスピント、時にロッシーニからモーツァルト、チャイコフスキーまで幅広いスタイルをこなし、知性的な解釈と洗練された表現で批評家・聴衆双方から高い評価を得ました。EMIレーベルを中心に多数のレコーディングを残し、後世への遺産としても価値が高いとされています。
2017年に91歳で生涯を閉じるまで音楽への情熱を保ち続け、20世紀最高のテノールのひとりとして語り継がれています。
使い方・例文
「ニコライ・ゲッダは6か国語以上でオペラを歌いこなした、20世紀随一の国際的テノール歌手だ」というように紹介されます。
この用語をシェア
最終更新: