本文へスキップ

ニコス・カザンザキスとは?

にこすかざんざきす

ニコス・カザンザキスは20世紀ギリシャを代表する作家・思想家で、『その男ゾルバ』や『キリスト最後の誘惑』などで世界的に知られています。

ニコス・カザンザキス(Nikos Kazantzakis、1883〜1957年)は、ギリシャクレタ島出身の小説家・詩人・劇作家・思想家です。オスマン帝国支配下のクレタで生まれ育ち、民族の自由への渇望が生涯テーマのひとつとなりました。

代表作『その男ゾルバ』(1946年)は、仕事や人生を豪快に生きる主人公アレクシス・ゾルバを通して、生の喜びや人間の自由を描いた作品です。映画化(1964年)もされ、国際的に広く知られました。また『キリスト最後の誘惑』(1955年)はキリストの人間的側面を描いた問題作として、ローマ・カトリック教会から強い批判を受けました。

思想的にはベルクソンやニーチェの影響を受け、物質的制約を超えた精神の自由を求める哲学を作品の根底に置きました。叙事詩『オデュッセア』はホメロスの続編として書かれた大作で、ギリシャ文学の金字塔のひとつです。

ノーベル文学賞の候補に何度もなったとされていますが、受賞には至りませんでした。生涯を通じて世界各地を旅した国際人でもあり、その思想と文学は今日も多くの読者に影響を与え続けています。

使い方・例文

「人生を全力で生きる」というテーマの文学作品として、ニコス・カザンザキスの『その男ゾルバ』が読書案内でよく紹介されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語