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ド・グラス提督とは?

どぐらすていとく

フランソワ・ジョゼフ・ポール・ド・グラス伯爵アメリカ独立戦争においてチェサピーク湾の海戦でイギリス艦隊を退けたフランス提督です。

フランソワ・ジョゼフ・ポール・ド・グラス(François Joseph Paul de Grasse、1722〜1788年)は、フランス王国海軍の提督伯爵です。アメリカ独立戦争の終盤、ヨークタウンの戦いにつながる一連の作戦において決定的な役割を果たしました。

ド・グラスはプロヴァンス地方の貴族の家に生まれ、ジャン騎士団(マルタ騎士団)を経てフランス海軍に入隊しました。七年戦争など複数の戦争を経験した歴戦の提督でした。1781年、彼は西インド諸島からカリビアン艦隊を率いてバージニア沖のチェサピーク湾に進出しました。

1781年9月5日のチェサピーク湾の海戦でド・グラスはグレイブス提督率いるイギリス艦隊を撃退することに成功します。この勝利は以下の点で歴史的に重要でした。

  • コーンウォリス将軍のヨークタウン駐屯軍への海路補給を遮断
  • ワシントンとロシャンボーの陸軍がヨークタウンを包囲する時間を確保
  • コーンウォリスの降伏(同年10月)を導き、独立戦争の事実上の終結をもたらす

しかし翌1782年、西インド諸島での「サントの海戦」でロドニー提督のイギリス艦隊に大敗し、自身も捕虜となりました。栄光と挫折を持つ人物として、アメリカ独立に貢献したフランス将校のひとりとして記憶されています。

使い方・例文

「ド・グラスのチェサピーク湾での勝利がなければ、ヨークタウンでのイギリス軍降伏はなかっただろう」と言われ、アメリカ独立戦争の転換点を語る場面で登場します。

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