ドン・ウォルシュとは?
どんうぉるしゅ
ドン・ウォルシュとは、1960年に海洋研究者のジャック・ピカールとともに深海調査艇「トリエステ号」で世界最深部マリアナ海溝チャレンジャー海淵に到達したアメリカ海軍士官です。
ドン・ウォルシュ(1931〜2023年)は、アメリカ海軍の元大佐・海洋学者で、人類史上初めて海の最深部への到達を成し遂げたことで知られます。
1960年1月23日、ウォルシュはスイスの海洋学者ジャック・ピカールとともにバチスカーフ「トリエステ号」に搭乗し、北太平洋マリアナ海溝のチャレンジャー海淵へと潜航しました。到達深度は約10,916メートル(測定方法により数値は若干異なります)とされ、この記録は当時の人類が到達した最深点でした。潜降・浮上を含む全行程に約9時間を要し、底部に約20分間滞在しました。
この潜航が持つ意義は大きく、以下の点が挙げられます。
- 深海にも生命が存在することの確認(底部でカレイらしき魚を目撃)
- 深海技術・潜水艇工学への飛躍的な貢献
- 海洋探査の可能性を世界に示した象徴的な達成
その後もウォルシュは海洋政策・探査に深く関わり続け、2012年にはジェームズ・キャメロン監督のチャレンジャー海淵再潜航にオブザーバーとして参加しました。海洋探査の生き証人として晩年まで講演・執筆活動を行い、2023年に91歳で逝去しました。
使い方・例文
深海探査や海洋科学の歴史を取り上げるドキュメンタリーや教科書で、「世界で初めて深海最深部に到達した人物」としてドン・ウォルシュの名が紹介されます。
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