トランシルヴァニアとは?
とらんしるゔぁにあ
トランシルヴァニアとは、ルーマニア中央部に広がる歴史的地域で、カルパティア山脈に囲まれた高原と中世の城塞で知られる土地です。
トランシルヴァニア(Transylvania)は、現在のルーマニア中西部から中央部にかけて広がる歴史的・地理的地域です。カルパティア山脈に三方を囲まれた内陸の高原盆地で、ルーマニア語ではアルデアル(Ardeal)またはトランシルヴァニアとも呼ばれます。
この地域は複雑な歴史を持ち、中世にはハンガリー王国の一部として栄え、その後オスマン帝国・ハプスブルク帝国の支配を経て、第一次世界大戦後の1918年にルーマニアに編入されました。そのため、ルーマニア人・ハンガリー人・ドイツ系住民(ザクセン人)など多様な民族が共存する多文化地域であることも大きな特色です。
トランシルヴァニアの名を世界的に有名にしたのは、ブラム・ストーカーが1897年に著した小説『ドラキュラ』です。実在の城主ヴラド・ツェペシュをモデルの一つとしたといわれるこの物語の舞台として、現在も多くの観光客がブラン城などを訪れます。
主な見どころ・特色は以下のとおりです。
- ブラン城(「ドラキュラ城」として有名)
- シギショアラ歴史地区(ユネスコ世界遺産)
- シビウ・ブラショフなどの中世城壁都市
- 豊かな自然と独特の山岳景観
文化・歴史・自然が融合した観光地として、ヨーロッパでも人気の高い地域です。
基本データ
| 面積 | 100,293 km² |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
ホラー小説や映画で「ドラキュラの故郷」として登場するほか、世界遺産の街並みを求めてルーマニアを訪れる旅行者が最初に目指す観光地としても知られています。
この用語をシェア
最終更新: