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デール・モーテンセンとは?

でーる・もーてんせん

デール・モーテンセンとは、労働市場における「探索・マッチング理論」を構築したアメリカの経済学者で、2010年にノーベル経済学賞を受賞しました。

デール・T・モーテンセン(Dale T. Mortensen、1939〜2014年)は、アメリカのオレゴン州出身の経済学者で、ノースウェスタン大学で長年研究・教育に携わりました。労働市場における「摩擦」と「マッチング」を定量的に分析するフレームワークの構築に中心的な役割を果たした人物です。

従来の経済学では、労働市場は需要と供給が瞬時に均衡すると仮定されることが多く、なぜ求職者と求人が同時に多数存在するのかを十分に説明できませんでした。モーテンセンはクリストファー・ピサリデスとともに「探索・マッチング理論」(サーチ理論)を発展させ、この問題に取り組みました。

理論の核心的な内容は以下のとおりです。

  • 求職者と企業はお互いを探索する際にコスト(時間・情報収集費用)がかかる
  • マッチングの質と数は市場全体の「マッチング関数」で表され、失業率・求人率に影響する
  • 賃金は交渉によって決まり、探索費用の分配が均衡賃金を規定する

この理論は、失業保険制度・最低賃金政策・職業紹介サービスの設計など、労働政策の評価に広く応用されています。2010年には、ピーター・ダイアモンドおよびクリストファー・ピサリデスとともにノーベル経済学賞を受賞しました。

使い方・例文

「ハローワークの求人マッチング機能を評価する研究では、モーテンセンのサーチ理論を基盤に求職期間と賃金の関係が分析されます。」

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