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テングコウモリとは?

てんぐこうもり

テンコウモリとは、鼻先に天狗の鼻に似た管状の突起を持つ、東南アジアに生息するコウモリの一種です。

テンコウモリ(学名:Craseonycteris thonglongyai)は、テングコウモリ科に属する非常に小型のコウモリで、タイミャンマー一部地域にのみ生息します。その名の由来となっている特徴的な豚の鼻に似た(あるいは天狗の鼻に見立てた)管状の鼻突起が最大の特徴です。

体長はわずか約2〜3センチメートル、体重は約2グラム程度と、世界最小のコウモリの一つとして知られています。翼を広げた大きさも非常に小さく、発見当初は「マルハナバチほどの大きさ」と表現されたことから、英語では「Bumblebee Bat(マルハナバチコウモリ)」とも呼ばれます。

洞窟の中にコロニーを形成して暮らし、夕暮れ時に飛び出して竹林や林縁で昆虫を捕食します。超音波を使ったエコーロケーション(反響定位)で周囲を把握しながら飛行する点は他のコウモリ同様です。

生息地が極めて限られており、生息数も少ないことから、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。主な脅威は森林破壊と洞窟観光による生息地の攪乱です。その希少性と独特の外見から、生態研究や保全活動の観点でも注目されている動物です。

使い方・例文

動物図鑑や自然科学の授業で「世界最小のコウモリ」として紹介される場面でよく登場します。また、希少動物の保護を考える際の事例としても取り上げられます。

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