テアフラビンとは?
てあふらびん
テアフラビンとは、紅茶に含まれるポリフェノールの一種で、茶葉の発酵過程で生成される赤橙色の色素成分です。
テアフラビン(Theaflavin)は、紅茶の製造工程における発酵(酸化)の過程で、茶葉中のカテキン類が酸化・縮合することによって生成されるポリフェノールの一種です。紅茶特有の赤橙色の水色(すいしょく)と明るい輝きをもたらす主要な色素成分であり、いわゆる「紅茶らしい色と味わい」を構成する重要な化合物です。
テアフラビンはエピガロカテキンガレート(EGCG)などの緑茶カテキンが酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)の働きによって結合・変換されることで形成されます。主な種類としては、テアフラビン・テアフラビン-3-ガレート・テアフラビン-3'-ガレート・テアフラビン-3,3'-ジガレートの4種類が知られており、総称してテアフラビン類と呼びます。
テアフラビンの主な特徴と機能は以下の通りです。
- 紅茶の水色の明度と赤橙色の発色に寄与する
- 渋みや「コク」「輝き(ブリスク)」など紅茶の味覚特性に関わる
- 抗酸化作用を持ち、活性酸素を抑制する
- コレステロール値の低下や抗ウイルス作用が研究されている
健康機能の面でもテアフラビンは注目されており、生活習慣病予防への応用研究が進んでいます。一方、発酵が十分でない茶葉や緑茶にはほとんど含まれず、紅茶や一部のウーロン茶に多く見られます。
使い方・例文
紅茶をカップに注いだときの赤みがかった美しい色合いは、主にテアフラビンという成分によるものです。
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