チュラロンコーン大王とは?
ちゅらろんこーんだいおう
チュラロンコーン大王とは、タイのチャクリー王朝第5代国王(在位1868〜1910年)で、近代化改革によりタイを植民地化から守った名君として知られる人物です。
チュラロンコーン大王(ラーマ5世、1853〜1910年)は、タイ(当時はシャム)のチャクリー王朝第5代国王です。正式な称号はプラ・チュラチョームクラオ・チャオユーフアといい、「チュラロンコーン」の名で親しまれています。
15歳で即位した当初は摂政のもとで統治しましたが、成年に達してからはヨーロッパ列強による植民地化の圧力に対抗するため、大胆な近代化改革を断行しました。主な改革の内容は以下のとおりです。
- 奴隷制度の段階的廃止
- 近代的な官僚機構・法制度の整備
- 鉄道・電信・郵便などのインフラ整備
- 近代的学校教育制度の導入
- 外国人顧問の積極的活用
また、ヨーロッパ諸国との外交を積極的に展開し、2度にわたる欧州歴訪を行いました。東南アジアで唯一、植民地化されなかった独立国としてタイを保ったことは、チュラロンコーン大王の最大の功績とされています。
タイでは今日も「ラーマ5世の日(チュラロンコーンデー)」として10月23日が祝日に制定されるなど、国民的英雄として深く敬われています。
使い方・例文
「チュラロンコーン大王は近代化路線でタイの独立を守り、東南アジア唯一の非植民地国として歴史に名を残した」のように、タイ史・東南アジア近代史の話題で登場します。
この用語をシェア
最終更新: