チェーンステッチとは?
ちぇーんすてっち
チェーンステッチとは、糸が鎖(チェーン)状にループを作りながら続く縫い方で、伸縮性があり装飾にも用いられる刺繍・縫製技法です。
チェーンステッチ(chain stitch)は、針に通した糸が前のループをくぐり抜けながら連続した鎖形のループを作る縫い方で、手縫いの刺繍技法としても、工業用縫製ミシンの縫い方としても広く使われます。
手刺繍では最も基本的なステッチの一つとして知られ、輪郭線を描く・面を埋める・葉や花の模様を表現するなど、曲線に沿って柔軟に使えることが特徴です。チェーンステッチで埋め尽くした面は独特の立体感をもち、インドやメキシコなどの伝統刺繍でも多用されています。
工業縫製の分野では、デニムジーンズのアウトシームに使われる縫い方として特によく知られています。チェーンステッチで縫われたジーンズを裾上げすると、洗いをかけるごとに「ロープ落ち」と呼ばれる縦方向のうねりが生じ、これがヴィンテージデニムの風合いとして珍重されます。
チェーンステッチの特性は以下の通りです。
- 縦方向に伸縮しやすく、体の動きに追随しやすい
- 糸の端を引くと一気にほつれるため、仮縫いや農業用麻袋の縫製にも活用される
- 構造上、ループが連なるため素材のやわらかさが出やすい
装飾性と機能性を兼ね備えた縫い方として、ファッションとクラフト両方の分野で今も愛用されています。
使い方・例文
デニムジーンズのウエスト部分や裾の縫い合わせにチェーンステッチが使われており、着込むほどに独特の色落ちが楽しめます。
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