タンボラとは?
たんぼら
タンボラとは、インドネシアのスンバワ島に位置する活火山で、1815年の噴火が記録上最大規模の火山噴火の一つとして知られています。
タンボラ山(Mount Tambora)は、インドネシアのスンバワ島北部に位置する成層火山です。現在の標高は約2,722mですが、1815年の大噴火前は3,700mを超えていたと推定されています。
1815年4月に発生した大噴火は、記録された人類史上最大規模の火山噴火の一つです。噴火指数(VEI)は最大の7とされ、大量の火山灰・軽石・火山ガスが成層圏まで達しました。この噴火によって山頂部が吹き飛び、現在の山頂には直径約6km・深さ約1kmのカルデラが残っています。
この噴火の影響は地球規模に及びました。成層圏に拡散した二酸化硫黄が太陽光を遮り、翌1816年は北半球全体で気温が低下し「夏のない年」と呼ばれる異常気象を引き起こしました。ヨーロッパや北米で農作物が壊滅的な被害を受け、飢饉・疫病・社会不安が広がりました。
噴火直接の死者とその後の飢饉・疫病による死者を合わせると数万人から10万人以上に達したと推計されており、火山噴火による人的被害としても歴史上最大規模の一つです。現在も火山活動が続く活火山として観測が行われています。
基本データ
| 標高 | 2,850 m |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
気候変動や火山の歴史を扱う書籍や授業でタンボラ山の名前が登場し、「夏のない年」として文明社会に与えた影響の大きさを語る上での代表的事例として引用されます。
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