タブリーズ絨毯とは?
たぶりいずじゅうたん
タブリーズ絨毯とは、イランのタブリーズ市で長年にわたり作られてきた、精緻な文様と高い品質で名高いペルシャ絨毯の代表的産地品です。
タブリーズ絨毯(Tabriz rug)は、イラン北西部の都市タブリーズ(東アゼルバイジャン州の州都)で生産されるペルシャ絨毯です。タブリーズはかつてペルシャ帝国の重要な交易都市であり、シルクロードの要衝として絨毯貿易の中心地でもありました。その歴史的背景から、タブリーズには高い技術を持つ職人が多く集まり、多様なスタイルの絨毯が作られています。
タブリーズ絨毯の特徴は多岐にわたります。
- ウールまたはシルクを用いた緻密なパイル(1平方インチあたりのノット数が多い)
- メダリオン・狩猟文・花文・樹木文など豊富なデザインレパートリー
- 「タブリーズ式ノット」と呼ばれる独自の結び方で高密度な織りを実現
- 赤・紺・ベージュ・テラコッタなど落ち着いた配色
品質の基準として「ラージ(Raj)」という単位が使われ、2.75cmの幅に何本の縦糸が並ぶかを示します。数値が高いほど密度が高く、より精巧な表現が可能です。
同じタブリーズでも工房や職人によってスタイルが異なり、アンティーク品から現代の手織り品まで幅広い品揃えがあります。ユネスコの無形文化遺産にもペルシャ絨毯職人の技術が登録されており、タブリーズはその代表産地として国際的に評価されています。
使い方・例文
タブリーズ絨毯はダイニングルームや書斎に敷かれることが多く、精緻な花文様が空間に格調を与えます。
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