本文へスキップ

ソーリ・ヤナギとは?

そーりやなぎ

ソーリ・ヤナギとは、日本の民芸運動の父・柳宗悦を父に持ち、「バタフライスツール」など機能美を追求したプロダクトデザインで世界的に知られる日本のデザイナーです。

ソーリ・ヤナギ柳宗理、1915〜2011年)は東京生まれのプロダクトデザイナーで、日本の工業デザインの先駆者として知られています。父は民芸運動の創始者・柳宗悦で、日本の手工芸と生活の美に囲まれて育ちました。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、シャルロット・ペリアンのもとで学び、モダンデザインの視点を深めました。

柳宗理のデザインを特徴づけるのは「使ってこそわかる美しさ」という思想です。形態は機能から自然に生まれるべきというモダニズムの原則を受け継ぎながらも、日本の職人技術と有機的な曲線を組み合わせた独自の言語を確立しました。

代表作には以下のものがあります。

  • バタフライスツール(1954年)——2枚の成形合板を蝶の翅のように組み合わせたスツールで、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに収蔵
  • エレファントスツール(1954年)——強化プラスチック製の量産椅子の先駆け
  • ステンレス・キッチンウェアシリーズ——無印良品などに影響を与えた日常道具の美学

長年、金沢美術工芸大学の教授として後進を育て、日本デザインコミッティーの設立メンバーとしてデザイン振興にも貢献しました。柳宗理の名は日本のモダンデザインの確立者として今日も高く評価されています。

使い方・例文

インテリアデザインの雑誌やMoMAのコレクション解説で「バタフライスツール」が紹介されるとき、その設計者としてソーリ・ヤナギ(柳宗理)の名前が登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語