セルゲイ・ロズニッツァとは?
せるげいろずにっつぁ
セルゲイ・ロズニッツァは、ウクライナ出身のドキュメンタリー・劇映画監督で、カンヌなど主要映画祭で高い評価を受けています。
セルゲイ・ロズニッツァ(Sergei Loznitsa)は、1964年にソビエト連邦(現ベラルーシ)のバラノビチで生まれたウクライナ人映画監督です。キエフ(現キーウ)で数学を学んだ後、映画の道に進み、モスクワの映画学校VGIKで映画製作を修めました。現在はドイツを拠点に活動しています。
ドキュメンタリーと劇映画の両方で卓越した作品を発表しており、その本質的なテーマは「歴史・権力・暴力・人間の尊厳」です。特にドキュメンタリー作品では、アーカイブ映像を精緻に再編集することで歴史的事実の本質を浮かび上がらせる手法を得意とします。
代表作には以下のものがあります。
- 『マイダン』(2014年) — ウクライナ革命の現場を記録した長編ドキュメンタリー
- 『バビ・ヤール:コンテクスト』(2021年) — ナチスによるユダヤ人虐殺をアーカイブ映像で描いたドキュメンタリー
- 『ドンバス』(2018年) — ウクライナ東部紛争を題材にした劇映画
- 『粛清裁判』(2018年) — スターリン時代のモスクワ裁判を描くドキュメンタリー
カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭などで繰り返し受賞し、21世紀を代表するドキュメンタリー映画作家として国際的に高く評価されています。2022年のロシアによるウクライナ侵攻後は、ウクライナの立場から積極的に発言する知識人としても注目を集めています。
使い方・例文
「セルゲイ・ロズニッツァの作品はウクライナの歴史と現実を直視した映画として、映画祭やドキュメンタリー好きの間で強く支持されている」という形で紹介されます。
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