セザール・キュイとは?
せざーるきゅい
セザール・キュイは、19世紀ロシアの作曲家・音楽評論家で、「ロシア五人組」の一員として知られる人物です。
セザール・キュイ(1835〜1918年)は、ロシア帝国で活躍した作曲家・音楽批評家です。フランス系の父とリトアニア系の母のもとに生まれ、本名はセザール・アントノヴィッチ・キュイといいます。
キュイは職業軍人としてのキャリアを持ち、最終的に軍事工学の教授・将軍にまで昇進しました。音楽はあくまで余暇の活動でしたが、その情熱は本物で、ミリイ・バラキレフに師事して作曲技法を磨きました。
バラキレフ、ムソルグスキー、ボロディン、リムスキー=コルサコフとともに「ロシア五人組(強力な一団)」を形成し、ロシア民族音楽を基盤とした独自の作風を推進しました。ただし五人組の中では最も西洋的な傾向が強く、フランス音楽の影響も色濃く見られます。
代表作にはオペラ「ウィリアム・ラトクリフ」「アンジェロ」のほか、ピアノ曲、室内楽、歌曲などがあります。また音楽批評家としても活発に活動し、ドイツ古典派に対してロシア国民楽派の立場から鋭い論陣を張りました。
使い方・例文
音楽史の授業で「ロシア五人組」が紹介されるとき、キュイの名前はバラキレフやムソルグスキーとともに登場します。
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