スワップションとは?
すわっぷしょん
スワップションとは、将来の特定日に金利スワップ契約を締結する権利を売買するデリバティブ取引のことです。
スワップション(Swaption)とは、スワップ(Swap)とオプション(Option)を組み合わせた造語で、あらかじめ定められた条件の金利スワップを、将来の特定日(行使日)に締結する権利を取引する金融派生商品です。
金利スワップとは、固定金利と変動金利を交換する契約です。スワップションの買い手はこのスワップを締結する権利を取得し、相手方(売り手)はその権利を義務として受け入れます。市場環境に応じて権利を行使するかどうかを選択できる点が、通常のスワップとの大きな違いです。
スワップションには主に2種類あります。
- ペイヤーズスワップション:行使すると固定金利を支払い、変動金利を受け取るスワップになる。金利上昇局面でのヘッジに有効
- レシーバーズスワップション:行使すると固定金利を受け取り、変動金利を支払うスワップになる。金利低下局面でのヘッジに有効
企業の財務担当者や金融機関が将来の金利変動リスクを管理する目的で広く活用されており、特に長期の借入コスト管理や年金基金の資産・負債管理(ALM)において重要な役割を果たします。プレミアム(オプション料)を支払うことで権利を購入し、不要な場合は行使しないという柔軟性が最大の特徴です。
使い方・例文
固定金利で長期借入を検討している企業が、将来の金利環境が読めない段階でスワップションを購入し、金利が上昇した場合に有利なスワップを締結できるよう備える場面で用いられます。
この用語をシェア
最終更新: