スウィーパーとは?
すうぃーぱー
サッカーのディフェンスラインの最後尾に位置し、味方ディフェンダーの背後をカバーする「掃き屋」と呼ばれる守備専門のポジションです。
スウィーパー(Sweeper)は、サッカーにおけるディフェンスの役割のひとつで、他のディフェンダーよりも一列後ろに位置してボールやピンチを「掃き取る(sweep)」ことからその名が付きました。リベロ(Libero)とも呼ばれ、イタリア語で「自由な」という意味を持ちます。
スウィーパーの主な役割は以下の通りです。
- ディフェンスラインの裏に抜けてきた相手フォワードへの対応。
- 味方ディフェンダーが突破された際のカバーリング。
- 高い読みと判断力で守備組織全体を統括するリーダー的役割。
- ゾーンではなく状況に応じた自由な守備対応(マンマーク不要)。
スウィーパーはオフサイドトラップを多用しない守備戦術、特に個人マークを基本とする「マンツーマン守備」と組み合わせて運用されることが多く、1970〜90年代のヨーロッパサッカーで広く採用されました。西ドイツのフランツ・ベッケンバウアーがこのポジションを芸術的レベルに高めた名手として知られています。
現代サッカーではゾーンディフェンスの普及に伴い純粋なスウィーパーはほとんど見られなくなりましたが、その概念はディフェンスラインの戦術として今も受け継がれています。
使い方・例文
1990年代のイタリアのクラブチームでは、スウィーパーがラインの後ろに構えてキーパーとの連係を取りながら相手FWの抜け出しに対処するシーンが多く見られました。
この用語をシェア
最終更新: