ジョージ3世 (イギリス王)とは?
じょーじさんせい
ジョージ3世とは、18世紀から19世紀初頭のイギリス国王で、アメリカ独立戦争やフランス革命・ナポレオン戦争の時代に在位した君主です。
ジョージ3世(George III、1738〜1820年)は、グレートブリテンおよびアイルランド連合王国の国王で、1760年から1820年まで在位しました。ハノーヴァー朝の出身であり、イギリス生まれのハノーヴァー朝国王として初めて英語を母国語とした君主として知られています。
在位中はアメリカ植民地をめぐる紛争が最大の政治問題となり、植民地への課税強化策がアメリカ独立戦争(1775〜1783年)を招きました。最終的にアメリカの独立を認めることとなり、これはイギリスにとって大きな打撃となりました。
一方で、アイルランドとの合同(1800年)やナポレオン戦争期のフランスへの抵抗では強い指導力を発揮した面もあります。しかし晩年には精神疾患(現代では遺伝性の代謝疾患ポルフィリン症との関連も指摘される)が進行し、1810年以降は息子(後のジョージ4世)が摂政として政務を担いました。
ジョージ3世は60年に及ぶ長い在位期間に、産業革命の進展やイギリス帝国の変容を目撃しました。アメリカでは「暴君」として描かれることが多い一方、イギリス国内では農業に熱心な「農民王(Farmer George)」として親しまれた側面もあります。
使い方・例文
「ジョージ3世の治世にアメリカが独立を宣言し、大英帝国の北米支配は終焉を迎えた」という形で、英米関係史やアメリカ独立史の解説に登場します。
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