ジョージ・ウォルドとは?
じょーじうぉるど
ジョージ・ウォルドは、網膜の視覚メカニズムにおけるビタミンAの役割を解明して1967年にノーベル生理学・医学賞を受賞したアメリカの生化学者です。
ジョージ・ウォルド(George Wald、1906〜1997年)は、アメリカの生化学者・生物物理学者で、ハーバード大学教授として長く研究・教育に携わりました。
ウォルドの最大の業績は、目の網膜にある視細胞の光化学反応を解明したことです。ロドプシン(視紅)と呼ばれる光受容タンパク質がビタミンA(レチナール)を含み、光が当たるとその分子構造が変化して視神経への信号が生じることを明らかにしました。この研究は「なぜビタミンAが不足すると夜盲症になるのか」という長年の謎を分子レベルで説明するものでした。
この業績によりラグナー・グラニット、ハルダン・ハートラインとともに1967年のノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
晩年は反戦・平和活動にも積極的に関わり、ベトナム戦争に反対する科学者の声を代表する存在にもなりました。科学と社会への責任を問い続けた人物としても記憶されています。
使い方・例文
眼の仕組みやビタミンAの生理作用を扱う医学・栄養学の文脈で、ジョージ・ウォルドの研究が引用されることがあります。
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